世の中には常識中の常識なのに、
面倒臭がってやらないとか
お金がもったいないからやらない
みたいな人が結構います。
ま、やるやらないは本人の自由とはいえ、
イヤ~、それやっておかないと
泣くことになるのはあなたなんですけど、、、
と思ったりすることがあります。
特に資産を失いかねないケースでは
当たり前のことなのに
スルーする人がいるのが怖い。
最近よく耳にするようになった
NFTでも同じことが言えます。
NFTをざっくり言うと
NFTを知らない人のために言っておくと、
NFTはコレが本物だ!という証明書が付いた
デジタルデータのことです。超簡単ですけど。
デジタルデータはいくらでも
右クリックでコピーできるので
今までは価値が付きませんでした。
それがNFTという技術によって
本物とニセモノが
区別できるようになったことで
デジタルアートなどが
売買されるようになりました。
中には単なるサルの画像が
数千万円とか億の単位の信じられない価格で
取り引きされるケースもあります。
バブってますよね。笑
ま、そこまでの高価なモノでなくても
大事な資産なので盗まれないよう
きっちり保管・管理しないといけません。
ただこの保管をめちゃくちゃいい加減に
考えている人が少なくないんです。
NFTは暗号資産(仮想通貨)と同じように
インターネット(ブロックチェーン)上に
格納するためのウォレット(財布)が必要です。
最も使われているのがメタマスクと呼ばれる
無料で使えるウォレットなんですが
メタマスクはブラウザを通して
使うソフトウェアです。
つまり、
インターネットと常時つながっています。
ってことは、
常にハッキングとかウィルスに
攻撃される環境にさらされているので
メタマスクに入れっぱなしだと
NFTや暗号資産を
いつ盗まれてもおかしくないってこと。
まるでキャッシュカードと暗証番号を
セットで人前に差し出しているようなものです。
さあ、どうぞどうぞ持っていってください!
と言っているようなものです。
ネットから遮断された場所に格納するのが鉄則
だから、USBメモリーみたいな物理的な
別のウォレットを用意して
ネットから遮断されたところで格納するのが
鉄則なんです。
ところがそのUSBメモリーみたいなウォレットは
1万円くらいするんですね。
そうすると、
「自分はそんなに高いNFTを
買わないからそもそも要らない」
とか
「そこまでしなくてもええわ、
自分には関係ないし大丈夫」
みたいなことを言い出す人が必ずいます。
でも、そういう人に限って
被害にあうものです。
というか、NFTや暗号資産の世界では
ハッキングとか詐欺は珍しくないので
今は良くてもいつかやられてしまいます。
何も手を打たないで
ただただ事故を待っているのは
まともではないですよね?
そもそも失っていいお金なんてないわけで
最低限の保険をかけておくのが鉄則。
物理的なウォレットを買わずに、
被害にあわなかったらラッキーとか
1万円浮いたからラッキーとか
そういうことではないんです。
そういう姿勢ではハッキリ言って稼げるものも稼げない
なぜなら、
お金の使い方が間違っているから。
確実に利益につながることにはお金を使うけど、
利益に直結しないことには使いたくない
っていうことでしょうけど、
資産を守るためのお金は必要コストです。
必要なコストをかけずに
儲けられる商売などないですから。
パソコンには
セキュリティソフトを入れますよね?
車を所有したら任意保険に入りますよね?
当たり前のことですよね。
NFTのウォレットもそれと同じ。
というか、
パソコンがウィルスに感染するとか
無保険で事故を起こすよりも
NFTのハッキングや詐欺にあう確率の方が
何十倍も高いのが実情です。
しかもウォレット(財布)ですから
ストレートにお金を失います。
なのでNFTを安全に保管するためのツールは
必須中の必須なんです。
どうせ被害にあったら買うことになるので、
資産を失ってから買うことになるくらいなら、
はじめから買っておいた方が安心。
ってことです。
小金をケチる人は稼げない
これはNFTに限った話ではなく
仕事やプライベートで
似たようなことがあると思います。
頭では必要なのはわかっているけど、
お金がもったいないとか、
面倒くさいとか、
まあ、後でいっか、
みたいに思ったときは、
時間が経ってから失敗や被害に遭遇して
後悔して結局やることになるのがオチです。
どうせ時間の問題でやることになるのなら、
どんな分野のことでも
最低のリテラシーだと思って
早いうちにクリアしておいた方が
絶対に良いと思います。