こういったサイトを運営していると、いろんな情報に触れる機会があるのですが、ちょっと衝撃的なデータを見つけました。

貸金業者から借入れする目的は、趣味や娯楽費用という場合が多いのですが、その影で住宅ローンや自動車ローンの返済のために借りるというケースがかなり高い割合であるんです。

ぜにぞうも同じ経験をしていたので偉そうに言えませんが、老婆心から言わせてもらえば、どこかで負のスパイラルから抜け出さないと!ということを書いています。

生活基盤の費用をキャッシングで補うことの意味

見つけたデータというのは、日本貸金業協会が毎年実施している、資金需要者に対するアンケート調査の報告書です。

借入経験のある人に貸金業者から借入れを行った目的について聞いているのですが、まず下の図を見てください。

出典:貸金業協会「資金需要者及び貸金業者向けアンケート調査結果報告」(平成24年度)https://www.j-fsa.or.jp/doc/material/report/121116.pdf




「趣味/娯楽費用」と答えた割合が32.0%と最も高く、次いで「衣料費、食費」が26.5%となっています。このあたりは想定の範囲内です。

衝撃的と言ったのは、「住宅ローンの返済」が14.4%、「自動車ローンの返済」が11.0%もあることです。

住宅ローンや自動車ローンは、総量規制の例外になっていることからもわかるように生活基盤を得るために必要な借入れとして位置づけられています。

借金で借金を返済すること自体も良い状態ではないのですが、生活基盤を支えるための費用にキャッシング資金を充てるというところが、極めて返済が困難なことを物語っています。

生きていくためのお金が足りないということを意味してい

特に住宅ローンは、衣食住の中心であり、安堵の場とも言える住まいに費やすお金です。どんなものよりも優先順位の高いお金だと言えます。

そのお金がないということは、生きていくためのお金が足りないということを意味しています。

ちょっと、厳しい言い方をすると、そうなってしまうのは身の丈にあった生活をしていないか、もしくは、何らかの事情で毎月入ってくるお金が入らないやむを得ない状況になったかのどちらかです。

以前のように安定的な収入が見込みにくくなってきている時代なので後者のケースはあるかもしれません。

でも、前者の理由でキャッシングしなくてはならない人は、ぜにぞうの経験上、返済ということに関してかなり苦しい状況になっています。

ぜにそう自身も同じ経験があります

ぜにそう自身が同じ経験をしているのでよく分かります。

30歳前半で、ある意味、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで家を購入しました。

住宅ローンの返済は月々10万円ちょっと、当時はかなりボーナスが良かったので、夏と冬のボーナス時にドカンと大口で増額返済する青写真を描いていました。

でも、ご多分に漏れずボーナスカットの事態に直面し、ボーナス返済が行き詰まりました。

収入の減少に合わせてお金の使い方を変えれば済むことなんですが、正直言って、生活レベルを下げるのって至難の技です。自分だけならまだしも妻子がいたらなおさらです。もうそうなると借入れに頼らざるを得ません。

クレジットカード会社の社員なら借入れなんかしないでしょ?と思われるかもしれませんが、全然そんなことはなくて、むしろ知識があるだけに借入れに対する免疫があるので、警戒心なくお金を借りてしまうんです。

結局、キャッシングでボーナス返済に充てざるをえない状況になり、ボーナスの時期が近づいてくると奥さんと顔を見合わせてため息ばかりでしたね。正直、数年間は生きた心地が全くしませんでした。

しばらくは、複数のキャッシングを交互に回してしのいでいる状況だったのですが、利息がばかにならなかったので、おまとめローンを組んで一本化したり、会社から低利の社員向け融資を受けたりして、延命していました。

でも、入ってくるお金より出ていくお金の方が大きいサイクルを何とか止めて、負のスパイラルから脱出しなければ、永久に楽にならない!と思い、一念発起して全てを倹約する生活を始めました。

引っ越しする時には愛車を手放し、単身赴任になっても固定電話をひかないのはもちろんのこと、携帯電話すら持たない。

単身赴任先からの月数回の帰省には、新幹線を使うこともできず、格安の長距離夜行バスを利用する、などなどできることはなんでもしました。

もちろん、出費を減らすだけでは足らないので、マンガ本からビジネス書まで100冊近くあった書籍を全部、Amazonで売り払ったり、ネットでアフィリエイト報酬を得たりとリスクのない副業をやったりしました。

肉体労働をしていれば、もっと違っていたかもしれませんが、、

お金のサイクルを変える勇気が必要

かなり話が個人的なことに脱線してしまいましたが、お金の切れ目は縁の切れ目、ということわざがあります。

本当に生活していくためのお金がないというのは、精神的なダメージが大きいです。お金がないことで、しなくてもいい夫婦間のトラブルも痛いほど経験しました。

生活全般を見直すことで、今は返済のストレスがない生活を送っていますが、ぜにぞうのケースは、たまたまうまくコトが運んだのかもしれません。

でも、当時「変える!」と強く思わなかったら、おそらく今はないと確信しています。

ちょっと精神論かもしれませんが、心に強く思って何かに取り組めば必ず変えられます。思わない限り何も変わりません。

一時的な苦境をキャッシングに助けてもらうというのは全然ありです。そういうときこそ使うべきです。

でも、もし、キャッシングすることが身の丈の生活をしていないことによるものだとしたら、早く気づいて、ひとつでもいいのでサイクルを変える具体的な行動をとってほしいなと思います。