
地銀と親密な関係をもつエム・ユー信用保証という会社。このページでは、エム・ユー信用保証の審査基準が高くはないと考えている理由を解説しています。
元貸金業者マンのぜにぞうならではの見方を参考にしてもらえたら嬉しいです。
そもそもエム・ユー信用保証ってどんな会社
このページを読んでいる人にあえて説明する必要はないかもしれませんが、エム・ユー信用保証の審査難易度を語る際に関係してくるので、少しだけ説明します。(知っている人は先に進んでもらって大丈夫です)
エム・ユー信用保証は黒子みたいにあまり表に出ない会社なので、一般的には知られていませんが、アイドルグループ出演のCMを通じて知っている人がいるかもしれません。
▼Twitter上の投稿エム・ユー信用保証は、三菱UFJ銀行とアコムが共同で設立した保証会社です。
三菱UFJ銀行とアコムは同じ三菱UFJフィナンシャル・グループですが、エム・ユー信用保証はアコムの子会社なので、同じ金融グループの一員というポジションになります。
アコムの子会社という部分が、後でエムユー信用保証の審査を語る際のポイントになるので、覚えておいてください。エム・ユー信用保証の審査は通りやすい?

結論から言うと、エム・ユー信用保証の審査は通りやすい、とぜにぞうは分析しています。
通常、融資会社の審査基準というのはブラックボックスで分からない部分なので、本来であれば他の業者と同じように、エム・ユー信用保証もわかりません。
でも、エム・ユー信用保証がアコムによって作られた会社であり、エム・ユー信用保証が行っている審査・保証業務は、アコムが長年培ってきたノウハウをベースにしているということが事情を変えます。
つまり、アコムの審査基準=エム・ユー信用保証の審査難易度という構図になるので、アコムの審査基準が分かれば、おのずとエム・ユー信用保証のそれもわかります。
ここからが重要ポイントになるのですが、実は、別のページでぜにぞうが、大手消費者金融3社の審査承認率を分析したページがあります。
その中で、アコムがデータ上もっとも優勢だという結果が出ています。 詳細は下記ページで解説しています。キャッシング審査がゆるい業者とか、審査が甘い業者って存在するの?その真相を、ぜにぞうが客観的なデータをもとに独自の目線で徹底解説。審査基準は公開されないものですが、ある情報を見ることでキャッシング審査がゆるいと推測することが可能になっています。
エム・ユー信用保証はアコムの審査基準に準じているので、審査ハードルは他社比低いと見ることができます。
もちろん、「それは推測じゃないか!」と思われるかもしれませんが、警察の捜査でも状況証拠を積み上げて真実を突き止めるやり方があります。
それと同じで、アコムとの関係を踏まえると、エムユー信用保証の審査が通りやすいという結論を導き出すことができます。
以上が「エムユー信用保証は審査通りやすいか?」に対するぜにぞうの見解です。
銀行ローンを狙うなら見逃してほしくない、ぜにぞうの提案
ちなみに、エム・ユー信用保証が保証を行っている銀行カードローンは、以下の25行です。(2021年1月1日現在)
※50音順
※データ元:エム・ユー信用保証HP
おそらく、エム・ユー信用保証の審査が気になっている人は、この中の銀行を狙う場合がほとんどだと思います。
でも、あえてぜにぞうは、地方銀行ではなく三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックをムチャクチャおすすめします。
「ちょっと待って!よりによって審査基準で最高峰のメガバンクをすすめられても、そりゃムリでしょ?」と思うかもしれませんが大丈夫です。
なぜかと言うと、バンクイックは銀行本来の厳しい審査基準ではないからです。バンクイックの保証会社はアコムですが、特殊な関係にあります。
通常、銀行カードローンは銀行が主体で保証会社は単なる裏方にすぎません。黒子のようなものです。
ところが、別のページでも説明していますが、バンクイックの場合、銀行が主体ではなく、保証会社のアコムが実質のプレーヤーという特殊な事情があります。
詳しくは下記ページで解説しています。
三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックは審査が厳しいイメージがあり敬遠されがち。しかし実は消費者金融並みのハードルであることがわかっておりその理由を解説しています。
上記ページで大手消費者金融3社の中でアコムがいちばん審査通過率が高いと説明していて、そのアコムの審査基準がバンクイックに適用されることになります。
メガバンクの高ステイタスのローンが消費者金融並みの審査ハードルなので、同じ銀行カードローンに申し込むのならバンクイックの方がダンゼン価値が高いです。
エム・ユー信用保証の親会社であるアコムが保証している銀行を狙うというのは、結構穴場で賢い方法だとぜにぞうは思っています。