キャッシングというと利息が高いというイメージがありますが、このページでは、使い方によっては「そうでもないんじゃない?」ということを外貨両替手数料とキャッシング金利の比較から解説しています。
キャッシングを必要以上に美化するわけではないのですが、高金利というネガティブなイメージの払拭になれば、、、という思いで書いてみたいと思います。
キャッシング利息は両替手数料の10分の1という事実
海外旅行先での支払いは、クレジットカードが主流になっていますが、カードが使えない場合もあるので、一定額を現地通貨に両替して持っていくことが多いですよね。
両替手数料は高い!というイメージがありますが、そう思っている人に対して、じゃあ、消費者金融のキャッシング利息と比べたらどっちが高いと思う?と聞いたら、ほとんどの人が「そりゃ、消費者金融でしょ?」と答えると思います。
それくらいキャッシングの利息はめちゃくちゃ高いイメージがあります。
でも実のところ、外貨両替手数料と比較したらキャッシング金利の方が断然安いということがいえます。具体的な例で計算してみると
例えば、国内の銀行で米ドルに両替する場合、手数料は1米ドルあたり3円くらいです。
仮に500米ドル(1米ドル=100円とすると5万円)分を両替したら、手数料は1500円(3円×500米ドル)とられます。
これを外貨両替ではなくクレジットカードのキャッシング機能を使って現地のATMで500米ドル分をキャッシングしたとしましょう。
そして1週間後に帰国して返済したとすると、その間の金利はいくらになるでしょうか?
クレジットカードに付帯しているキャッシングの金利は、消費者金融の一般的なキャッシング金利と同じ18%なので、その利率で計算するとわずか172円(5万円×18%×7日÷365日)です。(1米ドル=100円は変わらないものとします)
海外でキャッシングして帰国後すぐ返済するケースはあまりないと思いますが、両替手数料の10分の1程度、1週間であれば缶コーヒー1本分程度の利息で5万円を借りられるパフォーマンスがあるということです。
もし、1ヶ月間渡航していたとしても、5万円の1ヶ月間の利息は764円です。両替手数料の1500円と同じ利息がかかるのは、2ヶ月間借りっぱなしの場合です。
キャッシングは高金利と思い込んでいる人は多いのですが、長期間借りるということでなければ、両替手数料よりずっと安いものだというのが分かると思います。
1ヶ月間の海外旅行中に無利息で借りられる魅力があるキャッシング
キャッシングの利息は、短期間であれば意外と割安だということが分かりましたが、さらにキャッシング業者には、無利息期間を設定している会社もあります。
例えば、プロミス、アコム、アイフル、レイクALSAなどは初回借入時に30日間無利息を利用できます。
海外旅行に行くためにキャッシングをすることはないと思いますが、1ヶ月も無利息で借りられるくらいの魅力が今のキャッシングにはあって、賢く使えばかなりお得な金融サービスだといえます。