生活が窮屈になってきた、
そう感じている人が増えている。
スーパーで買い物をすると、
いつもの食材が軒並み値上がり。
外食も、コンビニのお弁当も、日用品も、
すべてが少しずつ高くなっている。
そのくせ、給料は上がる気配すらない。
家計を預かる身としては、本当に頭が痛い。
こんな状況、まさに今の日本は
「ハードモード」に突入しているとしか
言いようがない。
特に家族がいる人は、
その厳しさを身にしみて感じているはず。
子供が2人、3人といれば、なおさら。
毎月の生活費に加えて、教育費、習い事、
将来の学費、子供の結婚資金まで…。
考えただけでため息が出てくる。
でも、ここで現実から目を背けるのは
最悪の選択だ。
なぜなら、逃げれば逃げるほど、
後で大きなツケになって返ってくるから。
ここで冷静に考えてみよう。
この30年間、多くの会社員の給料は
ほとんど変わっていない。
それなのに、消費税は3%から10%に上がり、
社会保険料の負担も年々増加。
円安の影響で輸入品は軒並み値上がりし、
国産品も原材料の高騰で
価格上昇が止まらない。
そして、これからの日本は
さらに少子高齢化が進む。
労働人口が減少していけば、
税負担はますます重くなっていく。
こう書くと暗い話ばかりに
聞こえるかもしれないね。
でも、希望がないわけじゃない。
むしろ、今この現実に気づけたことは、
大きなチャンスといえる。
なぜなら、まだ準備する時間が
残されているから。
具体的にどうすればいいのか?
って思うかもしれない。
まずは、自分と家族の将来に
必要な金額を計算してみよう。
例えば、子供一人の大学進学まで、
おおよそ2,000万円。
老後の生活資金は、
夫婦で3,000万円以上が
目安とされている。
こうした数字を見れば、
今の収入だけでは厳しいことが
一目瞭然だろう。
でも、ここで焦る必要はない。
大切なのは、一歩を踏み出すこと。
まずは、家計の見直しから始めてみるといい。
例えば、使っていない定額サービスの解約。
食費の見直し。
でも、ここは極端な節約は禁物。
健康に影響が出ては本末転倒だからね。
そして、浮いたお金は将来への投資に回す。
投資と聞くと尻込みする人も多いけど、
つみたてNISAなら、少額から始められる。
または、副業にチャレンジするのも
選択肢の一つ。
在宅ワークやフリーランス、
クラウドソーシングなど、
今の時代、選択肢は無限にある。
要は、現実から目を背けずに、
着実に準備を進めていくこと。
それが、これからのハードモード社会を
生き抜くコツだと思う。