お金貸してー!
って誰かにちょいちょい頼む人っていますよね?

いや、そんな大金じゃなくて
小銭程度の金額ですけど。


例えば、一緒にコンビニへ行って
100円貸してー!とか、

割り勘の端数を借りるとか。


で、いつまで経っても返してくれないばかりか
シラーッとまた借りに来る。


大金ならともかく
数百円レベルの小銭だと

がめついと思われるのが怖くて
返して!とはなかなか言いにくいものです。

お金の貸し借りにルーズな人

ちょいちょい小金を借りにくる人って
悪気があるわけではないんですよね。

単なるルーズ。

と思いたい。


悪気がないから
よけいに始末が悪いです。

 

中には確信犯もいるでしょうが、

ほとんどが大した金額じゃないので
勝手に自分の中で事を軽く見ている。

だから返すのを忘れるわけ。


だから性懲りもなく
また借りに来るわけですよ。

 

かといって
逆の立場になったら

なんやかんや理由をつけて
貸してくれないでしょうね。

 

こういう人には教育してあげないと
いけません。

ずるずる貸したらダメ。


借りることが習慣化してからでは
ますます言いずらくなりますからね。


厚かましく借りてくるようなら、

「そういえばこの前の分、返してもらたっけ?」

と笑って指摘してさしあげればいい。笑

 

もっとストレートに、

「前回の分返してくれたらね!」

とバシッと言ってあげればいいんですよ。
笑顔で(笑)

人は何かしてもらったありがたみはすぐ忘れる

そんなことを言ったら
なんか人間関係が壊れそうで
怖くて言えない?


そんな薄い関係なら
そもそもお金を貸してあげることはないし、

仲良くすることでもないと思いますけどね。


友人ってことならそれくらい言えないと
ずっともんもんとしてしまいます。

 

人間って、
誰かに何かをしてもらったありがたみは
すぐ忘れて、

してあげてぞんざいにされたことは
ずっと覚えているものです。


「返して!」と繰り返すのは
労力が必要だし、

そんなことでずっともんもんとするなんて
アホらしいです。


バシッと言えない自分なら
そういう自分だと自覚して

貸し借りはしないのがいい。

 

お金の貸し借りはやめましょう!
みたいな説教じみたことは
言うつもりはありませんが、

お金を貸すなら
返ってこないものだと思って渡さなきゃ。


僕は普段そう思っています。

学生時代のお金の話

ただですね、、、


そんな僕にも過去に人に貸したお金を
死にもの狂いになって
回収した経験があります。

 

大学生のときなんですけどね。
親の仕送りが無かったんです。

なので、4年間
寿司屋のバイトに明け暮れていました。


もう30年以上も前の話ですが
確か時給750円くらいだったと思います。

当時の時給としては良い方。


アルバイトニュースというバイト情報誌を
白目を赤くして探して見つけた寿司屋です。

 

その寿司屋が楽しくてですね。

魚や貝のさばき方や、

仕出しもやっていたので
煮物とか焼き魚の仕事もできて
めちゃくちゃ楽しいんです。


朝起きると大学のことよりも
バイトのことで頭がいっぱいなんです。

バカですね~。


もちろん、
授業が終わるとバイト先に直行。

毎日16時~23時くらいまで
週6日働いていました。


いや、ほとんど週7日働いていましたね。

 

盆や正月も帰省なんかしません。

そんな稼ぎ時に遊んでいたら
もったいないですから。


祝日なんかは店がめちゃくちゃ忙しくて
一日12時間働いていましたね。

当時は労働環境なんて
問題にされない時代でしたから。

 

正月なんて地獄。
楽しいですけどね。


大みそかの夜から夜を徹して
おせち料理の仕込みをし、

元旦の朝から配達です。


NHK紅白歌合戦も
日本レコード大賞のテレビも関係ありません。


(当時、日本レコード大賞は
おおみそかのイベントでした)

 

おせちの配達は時間との勝負。
みんな待ってますからね。

しかも配達件数がハンパない。

 

まあ、しんどかったですけど
頑張れたのも給料が楽しみだったから。(笑)


通常月でも20万円は
下回らなかったですが、

年末年始などの
かき入れ時は30万円超えでしたね。


新卒の給料が少ないことがわかっていたので、
このまま寿司屋に就職しようと
思ったくらいです。

おっと、
懐かしくなってかなり脱線しました。

貸したお金の回収

で、仕送りがない学生の身分でも
けっこう稼いでいたので

バイト先の板前さん、
当時20代の若い板前さんと
仲良くさせていただいていて、

しょっちゅうお金を貸していたんです。


学生が社会人にお金を貸すのは
普通逆ですが。

 

でも仲良くさせてもらっていたし、
たまに飲みに連れて行ってくれたりとか
気前のいい人なんです。


なので、なかなか返してと言えなくて、、、

気づいたら20万円くらい貸していました。


そして結局、大学を卒業して
就職しても貸しっぱなしの状態。


さすがに20万円は返してもらわないと思い、

最終的には全額回収できましたが
けっこう苦労しました。

1年くらいかかりましたね。

 

話の流れで言うと、
大学生のときに買ったスズキの二輪バイクを
卒業のときに後輩に安く譲りました。


スズキのガンマという二輪なんですが。
懐かしい。^^

 

その相手も違う大学に通う
バイト先の後輩。


彼もお金がなくて
僕の在学中には代金を払ってもらえず

彼が就職してからになりました。


彼は東北の人だったので
距離もあるし払ってもらえないかも、、、

と半分あきめていましたが
約束を守る男で救われました。

お金を貸すなら「あげる」くらいの気持ちで。

自分でいうのもなんですが、

お人よしで強く言えない性格だったので
お金を貸したことでそんな苦労もありました。


それ以来、
(お金がある時でもない時でも)

お金を貸すときは返ってこないものだと
思って渡すようにしています。


格好つけていうなら
「あげる」くらいの気持ちと言っても
いいかもしれません。

 

それくらいがストレスにならなくて
いいと思います。