最近、話題のChatGPT

昨年10月にリリースされた
AIチャットボットです。


質問や会話を打ち込むと、
AIがそれに対する適切な答えを
返してくれる、そんな仕組みです。

これがかなり精度が高くて
自然な文章を生成できるほか、

料理のレシピから
プログラムコードまで
幅広く対応しています。

 

今は無料で使えるので
興味のある人は触ってみてください。


UIは英語ですが、
日本語対応しています。


ChatGPT:https://chat.openai.com/


で、こういうテクノロジーを聞いて

「へ~凄げぇ~」

とか言っているだけでは
遅れをとります。


頭の良い人は
いろんなことを考えます。

例えば、

  • このツールで記事を量産する
  • 作文や論文を作成する
  • ツールが答えてくれたコードを発注者に秒で納品して一目置かれる
  • 上司に体裁良く言い訳する文章をツールに教えてもらう


いろんな活用ができます。


知っている人とそうでない人では
差がつきそうなのはわかると思います。

でも、重要なのはそこじゃありません

単なるツールのレベルの話じゃなくて
ネット業界に変革を
もたらすかもしれない
大きな話にもなっているんですよ。

 

というのも、

ChatGPTがGoogle検索に
代替されるのではないか

といった議論があったりします。

 

何が脅威かというと、

Google検索はユーザにサイトを提示し、
ユーザはそこからサイトへ訪問し
そこで知りたい情報を探す。

そこには2ステップあります。


しかも知りたい情報が
見つかる保証はない。


一方のChatGPTは、
いきなり答えがでてくる。


ChatGPTの精度が向上したら

「Google検索なんて、面倒くさっ!」

となっても、
おかしくないですよね。

 

Google検索を凌駕する
ようなことになったら
マジで事件ですよね。

 

実際、Googleは
ChatGPTの台頭を
深刻な脅威と捉えていて、

社内のグループの再編成や
AIの新製品開発を
急いでいるらしいです。

 

さらに、

実はMicrosoftが
ChatGPTに出資しているのですが、

検索エンジンのBingに統合した新機能を
リリースする準備を進めています。


つまり、
AIの検索エンジンです。


後塵を拝していたMicrosoftが
Googleに取って代わるなんてことが
ないとも言い切れないわけです。


AIの進歩って凄まじい速さなので
何が起こるかわかりません。

AIの流れでもうひとつだけ

リモート会議などで
AIが同時通訳で音声・文字起こし
をしてくれるアプリも誕生しています。


異なる言語を話す最大50人の
リアルタイム翻訳を提供するもので
対応言語は82言語、40方言。


ラスベガスで開催の
CES2023で紹介されました。


ここまで来ると
もはや苦手な英会話を勉強することが
ムダとも言えます。


対面で生の人間と
会話したい人は別ですけど

僕のような人間なら、
ツールやアプリでカバーできるのなら
それで十分。


したくもない英会話の勉強を
する必要はありません。


あっ、ちなみに対面でも
英会話に困らない方法があって

スマートグラスをかけると
相手がしゃべった英語の日本語訳を

リアルタイムで
目の前に映し出す技術も
すでにありますからね。


言い出したらまだまだありますが、
このくらいにしておきます。

重要なのは敬遠せず触れてみること

重要なのは、以前の僕のように
新しいテクノロジーに苦手意識があって
敬遠していると、

時代に取り残されかねないということ。


のほほ~んとしていて、
気付いたら浦島太郎状態になっていた
なんてことも考えられるわけです。


特に僕らのようなネットで生きる者は、
致命傷になりかねません。

専門家になる必要はないですけど、
テクノロジーから目をそらしていると
損します。


「なんか、よく分からないよ!」

と感じた技術が出てきたら、
とりあえず触れてみるマインドは
必要だと思います。