先日、はじめてキャッシングや
カードローンを利用した人への
アンケート結果を目にしました。


なんとなく内容は推測できると思いますが
ちょっと違う視点で見てみたいと思います。

満足していない人の理由は、、、

そのアンケート結果によると
満足した人とそうでない人の割合は
ほぼ互角。


はじめて利用するわけなので
期待を上回る人がいれば
期待外れの人も出るのが自然ですよね。

 

期待外れというか
満足していない人の理由は
だいたい想像つくと思います。


そう、金利に関することです。

・金利が異常に高い
・精神的に負担になった
・返済に時間がかかる
・一時的には助かるけど結果的には良いものと感じなかった

みたいな。

 

カードローン金利は

銀行カードローンなら
年利3%~14%くらい。

消費者金融なら
年利15%~18%くらいが標準。


1桁台の金利で
借りられるケースはほぼなくて

ほとんどの人が2桁台の金利
になることを思うと
高いのは事実です。

でも、金利が高いことを分かって借りているのも事実

お金を借りる前は
ワラをもつかむ思いで
カードローンに頼ったと思うんです。


「これでなんとかしのげる」と。

 

でも、いったん手にすると
今度はその恩恵を忘れて

金利というマイナス面に
目が行ってしまうわけです。


別にそれが悪いとは言いませんけど
でも、一時的にでも
助かったわけですよね。


それが無かったら
どうなっていたんですか?

ということです。

後になって不満を言うのはずるい

もちろんギャンブル資金とか
遊ぶ金欲しさに借りたのなら
論外ですが、

コロナで収入が減って
にっちもさっちもいかなくなって
やむなくお金を借りた人が多いわけで、


であれば、窮地をしのぐために
必要不可欠だったわけです。


そのためのコストに
後から不満を言うのは
ちょっと違う気がするんです。

 

もっとわかりやすい例えをすれば、

砂漠に放置されて
体が干からびそうになっているときに

ペットボトルの水を差し出されたら
神様の救いの手だと感じますよね。


たとえそれが1万円でも
喜んで買うと思うんです。


体に水がしみわたって
そのおかげで生き延びたのに、

後になって1万円が高いとか言って
文句を言うようなものです。


いやいや、
その1万円の水がなかったら
命を落としていたんでしょ?

命をつなぐためには
必要なコストだったはずです。

なにかを得ようと思ったらなにかを手放さないといけない

あえて極端な例を出しましたが
お金を借りるというのも同じことです。

 

僕なんかも会社員時代の20代~30代で
ずいぶんキャッシングのお世話になりました。

そのときは今と違って
クレジットカードのキャッシング金利は
年27.8%でしたよ。笑

今より10%くらい高いです。


でも、金利の高さに
不満を抱いたことは一度もありません。


高いのは高いけど仕方がない。

この手数料でしのげるなら
ありがたいと思ったものです。


大袈裟じゃなく今振り返っても
キャッシングという手段があったからこそ
今があると思います。


子供の教育費だって
ほんとローンに助けられましたよ。

それで大学にも通わせてあげることが
できたのもこれまた事実。

 

なにかを得ようと思ったら
なにかを手放さないといけません。

代償が必要です。

そういうものです。


少なくとも
恩を仇で返すようなことはダメです。


ほしいものだけ手にして
その欲しかったものを手にするために

必要だったことを
後から否定するのはズルいことです。