小遣い欲しさにポイントサイトで
クレジットカードを申込んだ経験がある人は
多いと思います。


でも報酬をもらってウハウハなのは一瞬で
落とし穴に落ちる人がいます。


1件申し込んで5,000円ゲット。

ちょろいちょろい!
こりゃ簡単に稼げるぞと

別の流通系クレカに申込んで
さらに5,000円。

 

調子に乗って
1万円の銀行系カードにも申込んで
合計3件2万円の報酬。

 

しかし忘れかけた3カ月後に
恐ろしい事件が…

ったことが起こり得ます。

 

どんなリスクが待っているのか?

そして、なぜそんなことになるのか?

 

裏の仕組みを知っておくことも大切です。
自分の身を守るために。

 

今日はそのあたりを
貸金業務取扱主任者として話します。


自己アフィリにも言えることなので
アフィリエイターの方は要注意です。

ポイントサイトでクレカを短期間で連続申込みすると信用取引に影響

知っている人もいると思いますが、

ポイントサイトでクレカを
短期間で連続申込みすると

どうなるかと言うと、


信用を伴う取引の審査が
通らなくなる可能性があります。

 

例えば、

・他のクレカ申込み

・カードローン

・自動車ローン

・携帯電話の分割払い

・保証契約 etc

 

クレカに限らず
カードローンなど与信審査がある案件は
同じですよ!

そうなる理由は【申込みブラック】の扱いになるから

申込みブラックというのは、


・短期間に多数の申込みをすること

・明確な定義や取り決めはないけど、
 1ヶ月間に3社以上申込むようなケースが目安

・支払い事故のブラックとは別物


といった感じです。

 

なぜ申し込みブラックになるのかというと、


・短期間に何社も申し込むことがそもそも不自然

・お金に困っていて金策に走っていると業者が判断

・業者としてはリスクをとって審査を通しにくい


といった事情があるんですね。

 

申込み情報は信用情報機関に
登録されるんですよ。

契約が成立しなくても
申し込んだ事実が残ってしまいますからね。


・申込み情報は6か月間登録

・6か月過ぎれば情報消失

申し込んでから6か月が経過すれば
記録がリセットされるので
その後の申込みだったら安心。

信用情報は複数の企業で共有される

ちなみに信用情報機関は
3つあります。


・シー・アイ・シー(略称CIC)
 ⇒クレジット事業を営む業者が加盟

・日本信用情報機構(略称JICC)
 ⇒貸金業、クレジット、リース、
  保証などの与信事業者が加盟

・個人信用情報センター(略称KSC)
 ⇒銀行(または同視される金融機関)が加盟

 

同一信用情報機関に加盟する事業者間では、
なんと他の会社の個人信用情報が
ガラス張りで丸見えなんですよ。

 

例えば、

・本人特定情報(氏名、住所、電話番号など)

・申込情報(照会会社名、商品名など)

・契約情報(商品名や契約金額など)

・支払情報(入金額、延滞の有無など)

 

仮に延滞事故を起こしたときに
第三者の業者にも
その情報が筒抜けになるって恐ろしい…

家庭内のトラブルが
向こう三軒両隣に知れ渡るようなものですが、

信用情報機関の世界では
それが当たり前です。

 

さらに言えば、

同一信用情報機関に加盟している
業者間の話にとどまらず、

信用情報機関の垣根を越えて
連携もしていますからね。

例えば、


・CIC・JICC間の情報共有(FINE)

・CIC・JICC・KSC間の情報共有(FINE)


つまり、銀行が持ってる情報は
非銀行系業者にも渡るし
その逆もあるってこと。


すべての情報ではないですが、
借金などの残高情報、事故情報などが
共有されているわけです。

 

だから延滞などの金融事故を起こすと
該当の業者だけではなく
他の業者が知ることになり、

どこからもお金が借りられないとか、
クレカが作れない、
住宅ローンが通らない、

みたいなことが発生するわけです。

アフィリエイターは自己アフィリに要注意

ポイントサイトだけじゃなく
【自己アフィリ】も同じですからね。


クレカとかカードローンなどの
信用が伴う案件は
報酬が高いのでついつい目が行きますけど

調子に乗って派手に手を出すと
後でしっぺ返しがきます。


2件くらいにとどめておいた方が無難。


どうしても3件以上申し込みたいのなら
半年空けるのがベターですね。

 

というか、
これって自分の信用を売っているのと同じ。


得た利益では到底カバーできない
リスクを負うことになります。


稼げないうちはお小遣い稼ぎや
アフィリの軍資金になります。


もらえるものはもらっておこう精神は
別に良いと思いますが、

それで自分の信用を傷つけるのなら
ほどほどに…

 

失った信用を取り戻すのは
言うまでもなくめちゃ大変です。