読書のコツは「多読」

読書は自分の好きなように読めば良いのですが
おすすめする読書のコツは、

「多読」です。

これは、ビジネス書を読むときも全く同じ。

たった一冊を時間かけて読むより、
複数の本をサクサク読んでいく方が
効果的なんです。

なぜかというと、
脳の仕組みに秘密があるから。

脳には「海馬」という
とても面白い器官があって、
これが記憶の司令塔として働いています。

実はこの海馬、
短期間に同じような情報が入ってくると、

「あ、これは重要な情報だな！」

って判断する特徴があるんですよね。

だから、
同じテーマの本を集中して読むと、

脳が「これは覚えておかなきゃ！」
って反応してくれる。

これが多読の最大のメリット。

具体的な方法は簡単。

一字一句こだわって読まず、
情報を拾い読みする感じで
どんどん先に進めていけばOK。

「えっ、それって雑な読み方じゃない？」

そう思う人もいるかもしれませんね。

でも、同じテーマの本を3冊読めば、
重要な情報は必ず重なってきます。

その重なった部分こそが、
あなたが本当に覚えるべき大切なこと。

多読にはさらにすごいメリットが。

それは「選書眼」が自然と養われること。

最初は誰でも、
良い本を見分けるのは難しいもの。

でも、たくさん読んでいくうちに、

「この著者の本は実践的だな」

「この本は理論的で分かりやすいな」

って、自然と分かるようになってきます。
不思議と。

じっくり読むのではなく、
どんどん読み進める。

それが「多読」という最強の読書法。

30分でいいです。

毎日コツコツと、量をこなしていけば、
きっと驚くような変化が待っているはず。